ALIVE意見
(2)移動販売
- 移動販売により購入した動物が病気になったり死んでしまったなどのトラブルが多発している。幼齢動物を長距離移送することによる心身のストレスも大きく、また多数の客が押し寄せる会場で行う場合が多いため、騒音、熱気、接触などが長時間続く中におかれることになるが、移動販売では一頭一頭の体調管理体制は困難であり、動物福祉の観点から禁止するべきである。
- 移動販売は、イベントとして土日や連休などに行われることが多く、問題があっても行政が巡回監視に行けないという問題がある。
- 現行法では24時間内の営業については登録不要であり、数日に渡る場合でも、休日に行われるイベント会場を行政が事前にチェックして登録手続きをすることは不可能である。事前審査ができない営業形態は禁止とするべきである。
- 移動販売は、売れ残りを販売するためのよい方法だという意見があるが、動物は物ではなく生き物であるので、常に大量に売れ残りが発生するような経営方法を見直すべきである。
環境省案
※文末【参考資料】は、環境省HP「議事次第資料・議事録一覧」から参照できます。